
波動測定や波動療法は、専用の波動測定器を使って行います。
波動測定器といえば「メタトロン」が有名ですが、メタトロンの後に登場した「ニュースキャン(Newscan SWⅡ)」という機種も、日本全国に普及しつつあります。
今回はこのニュースキャンについて、特徴やメリットを紹介していきます。
ニュースキャンの特徴
ニュースキャンは、体の健康状態を可視化する最新の波動測定器です。
従来の波動測定器は手順や操作が煩雑でしたが、「健康のためには予防の考え方が重要である」として、膨大なデータに最新のテクノロジーを組み合わせ、誰でも手軽に健康管理ができるようになりました。
販売元であるトントゥシステム社は、製造・開発を行っているロシアのイノベーションテクノロジーセンター社(Center innovative technologies Ltd.)から正式に輸入販売認可証明書を取得し、メーカーの保証が付いた波動測定器を販売しています。
ここからは、ニュースキャンの特徴をさらに詳しく紹介していきます。
(1)操作性と視認性を兼ね備えている
ニュースキャンは誰もが気づきの機会を創出できるように、従来の波動測定器よりも視認性にすぐれた機能を搭載しています。
着衣のままヘッドフォンを装着するだけで、あとは簡単なパソコン操作だけで健康測定が可能。
測定中はリアルタイムにデータが更新・記録されていき、モニター上部に測定箇所の説明が文字で表され、下部にはスキャンした場所の画像が3Dで表されます。
操作がシンプルなぶん自宅にいながらでも手軽に計測できるので、製品を購入すれば波動測定だけを行うために店舗やクリニックに行く必要がありません。
(2)東洋医学とテクノロジーを組み合わせた測定器
元来、波動測定器は超低周波音を利用して体のデータを測定し、コンピュータ処理ができる形に置き換えています。
ニュースキャンも同様に、超低周波を使って体のすみずみまでを測定しながら、データを見やすく一覧に出力。
インドの伝統医療であるアーユルヴェーダと東洋医学にテクノロジーを組み合わせて、未病の箇所もデータ化しスピーディに視認できるよう工夫されています。
超低周波音を利用するので、衣類を脱ぐ必要がなく着衣のままで測定可能。従来の波動測定器と同じ利便性を備えています。
東洋医学や伝統医療は応用の難しい領域とされていましたが、波動を計測するという新しい考え方に基づいていますので、誰もが安全かつオーダーメイドに健康状態をチェックできるのです。
(3)全身約630箇所の波動がチェックできる
ニュースキャンは1Hz~9Hzの超低周波音を使い、全身の約630箇所を測定します。
人間の体は、骨や臓器などが固有の波動を出しているとされており、基準値からどの程度ズレが生じているのかを計測しながら、機能が低下している箇所を測定していきます。
波動の状態は血圧や体重と同じく常に変化しており、どの部位も一定ではありません。
日ごとに変わる波動をチェックするために毎日測定を続け、生活習慣を改善しながら健康を目指すことが製品の正しい使い方です。
ニュースキャンの導入実績
日本でも波動測定や波動療法が注目されつつありますが、ここからはニュースキャンの導入状況について詳しく紹介していきます。
(1)1,400箇所以上に導入されている
公式サイトで紹介されている都道府県別導入実績によれば、2019年10月末時点で東京都だけでも214件、全体では1,400件以上の導入実績を誇っています。
関東地方すべてあわせると465件、ついで件数の多い関西地方では269件と着実に導入件数を増やしています。
都道府県ごとの導入件数では東京都が圧倒的ですが、大阪府(120件)愛知県(100件)兵庫県(87件)がその後に続いており、沖縄県だけでも49件もの店舗や個人がニュースキャンを愛用していることがわかります。
(2)クリニックや整体院など第一線で活躍中
波動測定や波動療法は医学的な検査や施術ではなく、代替医療の一種として用いられています。
ニュースキャンをはじめとする波動測定器はさまざまな現場で活躍していますが、特にクリニックや整体院で導入されているケースが目立ちます。
(3)エステサロンでも導入が進んでいる
エステサロンでは、マッサージやリラクゼーションの施術に波動療法を組み合わせる場合が多くみられます。
エステサロンの利用者が美容だけではなく健康にも留意できるように、波動測定を行ってから波動療法を加えて体調を整え、エステの施術を行って総合的な美しさや健康を目指します。
ニュースキャンとメタトロンの違い
ニュースキャンは、ロシアで最初に開発された波動測定器「メタトロン」の後に登場した測定器です。
ここからは、両者の違いについて詳しく確認していきましょう。
(1)施術方法の違い
メタトロンは読み取り装置(ヘッドセット)を頭部に装着するスタイルですが、ニュースキャンはヘッドフォンを付けて音を聴くスタイルです。
「本当に耳で音を聴くだけで波動が測定できるのか?」と、不安に思う方もいるかもしれませんね。
ニュースキャンでは脳に集まる「生体磁場エネルギー」の情報を読み取り、そこから心身の健康状態を判断していくもので、波動の測定自体に支障はありません。
エステサロンなどでは「音響療法」という名目で紹介されることもありますが、これは超低周波音を聴いてセラピーを行うという意味。
音響療法・波動療法のどちらも「波動を読み取る」という基本的な目的は同じです。
ニュースキャンは後発機のため実績ではメタトロンが優位に立っており、全世界での導入数や蓄積されているデータの数もメタトロンのほうが圧倒的です。
メタトロンは波動とチャクラを測定しながら波動療法を並行し、体内のバランスを整えて活性化させることができるので、その点がニュースキャンとの大きな違いといえるでしょう。
ニュースキャンはメタトロンの後に登場したモデルですが、チャクラを測定したり活性化させたりする機能はありません。
どちらの施術を選ぶか迷ったときは、施術方法以外の面でもしっかりと比較する必要があるでしょう。
(2)1回の施術にかかる料金の違い
メタトロンは医療機関にしか販売されていない機種もあり、チャクラの状態など他の波動測定器にはない複雑なデータが読み取れるものもあります。
メタトロンはアーユルヴェーダの考えを取り入れてチャクラのバランスを測定・表示させられるので、1回にかかる施術代金も高くなる傾向にあります。
ニュースキャンは1回あたりの施術がメタトロンに比べて割安な印象がありますが、やはり自由診療扱いであることに変わりはありません。
クリニックやサロンごとに施術料金が異なるので、来店前に料金を比較するようにしましょう。
(3)ニュースキャンは関連製品が豊富
ニュースキャンは体内の波動を測定することに特化した機器で、その関連製品として「Dog-Scan」「Voice-Scan」「Stress-Scanner」がラインナップされています。
Dog-Scanは超低周波音を利用して、飼い犬の健康状態を安全かつ非侵襲にチェックできるペット用波動測定器。
東京都以外に3店舗を展開する「BOWWOW HOUSE」や、機器を導入している動物病院・ペットサロンでも体験することができます。
Voice-Scanは健康状態を声から判定する機器で、特許も取得済み(特許番号:JP2007212932)。
12の色と音を1オクターブととらえ、視覚的に声を分析しながら自分自身の才能や適正を導き出します。
測定時に声を発するだけで画面に色の面積対比が現れ、心身のバランスを一目で把握することが可能。
声を出すお仕事の方や、人前に出る機会がある方にとってもレベルアップや心身の状態をチェックするためのツールとして活用できます。
Stress-Scannerは約5分間の計測によって心拍が表す9種類のサインを読み取り、自律神経のバランスやチャクラの状態を診断していきます。
自律神経・精神感情の状態・調和レベル・チャクラや経路のバランス・オーラレベルなどが把握できるほか、90問の問診によるアーユルヴェーダのドーシャタイプをチェック。
ニュースキャンには搭載されていない機能が豊富で、心と体のバランスを意識したい方におすすめです。
上記はいずれもニュースキャンの関連製品として販売されていますが、メタトロンと違って波動測定とチャクラの測定が個別の製品として提供されている点に注意してください。
ニュースキャンのメリット
ニュースキャンは波動測定を可能にしたロシアで開発・製造された機器です。
ここからは、ニュースキャンによってどのようなメリットが得られるのか詳しく確認していきましょう。
(1)年に100回を超えるセミナーを開催
わかりやすい画面表示とシンプルな操作性に定評のあるニュースキャンですが、パソコンが苦手な方や使い慣れていない方のために、年間100回を超えるセミナーを開催しています。
このセミナーではニュースキャンの使い方を基礎から学びつつ、応用編や実践編も実施。
測定のポイントや、利用者の環境に合った使い方を専門のスタッフがわかりやすくコーチングします。
講師には外部から招いた管理栄養士・医師・薬剤師・整体師などのスペシャリストが登場し、専門的な知識をもとにニュースキャンの使い方を紹介。
セミナーは2012年から毎年開催され、「医薬品医療機器等法」や「東洋医学」など、セミナーごとに異なるテーマで実施しています。
(2)再生治療や代替治療として注目されている
ニュースキャンはメタトロンと同じく、波動を用いた実践的な測定検査・ヒーリング施術が行える機器です。
これは、従来の西洋医学では難しかった再生治療や代替治療に活かすことができるとして注目されており、実際にクリニックや病院でも導入が進められています。
装置から送り出される波動が体内の波動バランスを整え、体内環境と精神にも良い影響をもたらせば、病気が発症し重篤化する前の状態をケアできるかもしれません。
誰もが健康的に暮らしていけるように、これからの代替医療に期待したいですね。
(3)非侵襲的療法で他の施術とも相性抜群
波動測定器はすべてが非侵襲であり、体に物理的なダメージを与える心配がありません。
ニュースキャンはメタトロンの後に登場した測定器ですが、基本的な非侵襲の仕組みは同じであり、波動を使って体内のバランスを整えることに特化しています。
波動療法自体は医学的な治療ではありませんので、クリニックやエステサロンで他の施術と組み合わせることができます。
事前に弱っている箇所や問題のありそうな部分を特定するので、オーダーメイドの施術を可能にしてくれます。
ニュースキャンの使い方
ニュースキャンは非侵襲の波動測定が可能な機器であり、視認性や操作性に優れています。
上記ではニュースキャンのメリットや活用シーンについて紹介しましたが、ここからはニュースキャンの使い方についてみていきましょう。
(1)ヘッドフォンを装着する
まず、利用者はモニターの前に座りヘッドフォンを装着します。
メタトロンはヘッドセットを頭部に装着しますが、ニュースキャンはヘッドフォンを付けて、耳から音を聴くようにします。
難しいことは一切なく、測定中はヘッドフォンを外さないようにして静かに音を聴いていれば問題ありません。
測定されたデータはリアルタイムに表示されますから、データが出揃うまでそのままの姿勢で待ちましょう。
(2)調べたい部位を読み取る
測定者は、利用者がヘッドフォンを装着してから測定が必要な部位や気になる部位を聞き、項目にチェックを入れます。
ニュースキャンでは臓器や手足などの測定したい部位だけに特化できるので、時間をかけずに測定できますね。
特に測定したい部位がない、または全身すべてチェックしたいときは、項目すべてにチェックを入れて測定を開始します。
たとえば整体院では、利用者が治したいと考えている箇所がわかっていればそこを重点的に診ることも可能。
腰が痛い場合、最初に腰付近を波動測定にかけてデータを読み取り、そこから具体的な状況(筋肉や関節の状態)を分析して施術に入ると良いでしょう。
(3)周波数を診断する
こうして全身または部分的に測定を行ったあと、体のアンバランスな箇所をデータから確認します。
次に、利用者の体に合う食べものと合わない食べものを確認し、化学物質やウイルス、微生物、心理的ストレスなどを確認。
利用者は測定者から客観的なアドバイスをもらったり、心がけたいポイントを教えてもらったりと、測定結果を受けて個別に方針を決めていくことができます。
周波数の乱れている箇所だけではなく、少し機能が低下しかかっている「未病」の箇所も忘れずにチェックをしていきましょう。
(4)診断内容の分析・アドバイス
ニュースキャンでは、体に合う食べものや合わない食べもの、相性の良いパワーストーンや不調の理由などが多岐にわたって確認できます。
調整前と調整後で「オーラ」をチェックすることもできるので、病院の検査とは違った測定内容に驚くかもしれません。
診断内容は健康面に関わるすべての項目を表示しますから、内容をしっかりと分析することがポイント。
測定者はクリニックであれば医師、整体院なら整体師が行いますが、データを正しく読み取って実生活に活かせるアドバイスを与えてくれる人が理想的です。
また、波動を体に流してバランスを整える「波動セラピー(メタセラピー)」も実施できます。
未病検査から健康維持まで可能
ニュースキャンはメタトロンの後に登場した機器ですが、波動測定や波動療法を行うという基本的な役割は同じです。
ただし、メタトロンよりも参照しているデータ数が少ない可能性や、メタトロンに比べて料金が安いぶんチャクラの状態が確認できない(関連製品では可能)など、違いについても確認するようにしましょう。
操作性や視認性は高く、一般家庭でも活用できるほどシンプルで扱いやすいので、購入を考えている方にはおすすめです。
クリニックやサロンに導入されている場合、全身の健康チェックにかかる時間は約1時間。
波動療法も含めての所要時間ですが、他のメーカーの波動測定器では30分程度で完了するものもありますので、やはり特徴をしっかりと比較して施術を受けるようにしたいですね。
メタトロンとニュースキャンで迷っている場合は、まず簡易的にニュースキャンで波動療法を体験し、その後メタトロンに移行するのも良いかもしれません。
ぜひ、話題の波動測定・波動療法を健康管理に取り入れてみてはいかがでしょうか。