近頃なんとなく体がすっきりしない、疲れやすくなってきたなど体の変化を感じることはありませんか?
その体の変化は、もしかして「未病」なのかもしれません。
いくつになってもイキイキと健康で若々しく過ごすためには、日頃から体の様々なサインを見逃さず病気にならないように心がけることが大切です。
テレビでも連日のように、健康や美容に関する情報が取り上げられるなど、世間の注目度も高まるなか、あなたに合ったものを効果的に取り入れる方法をご紹介します。
1、 未病とはどんな状態?
「未病」という言葉を耳にしたことはあっても、自分には関係ないと思って特に気にかけることなく過ごされている方も多いと思います。
中国最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」には、病気を治すよりも「未病」を治すことの重要性について書かれています。
約2000年も前から重要視されてきた「未病」とは、いったいどのような状態のことを言うのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
(1) 未病とは?
「未病」とは、健康から病気に向かう間で連続的に変化している状態のことです。
- 自覚している症状はないが検査の数値として出ている場合
- 自覚している症状はあるが検査の数値としては出ていない場合
の2種類がありどちらも「未病」にあたります。
この「未病」の症状が悪化することで、生活習慣病と言われるような病気として体にあらわれてくるのです。
(2) こんな事ありませんか?具体的な未病の状態
人は年齢に応じて体が変化していくものです。
「もう年だから」とあきらめ、何となくすっきりしないと感じていても、病院に行くまではないと思って見過ごしているその症状こそが「未病」の状態かもしれません。
下記のような症状に心当たりはありませんか?
具体的な未病の症状を見ていきましょう。
- 疲れやすい
- 疲れが取れない
- 寝付きが悪い
- 体が冷える
- 頭痛や肩こりがある
- めまいがする
- 食欲がない
- イライラすることが多い
- くよくよと落ち込みやすい
いかがですか?
心当たりのあるあなたは「未病」の状態にあると言えるでしょう。
2、 わたしは未病?をチェックして見る
日頃から、心や体のサインに気付いて「未病」のうちに対策をしていくことが大切です。
自分はどの程度「未病」の状態なのか、早速チェックしてみましょう!
(1) スマホで簡単チェック!未病女子チェックシート
ひとことで「未病」と言っても、人それぞれ体質が違うように「未病」にもタイプがあります。
まずは自分がどのタイプに当てはまるのか下記サイトでチェックしてみましょう!
タイプ別に原因となるものや、おすすめの食材もわかります。
(2) サラリーマン未病診断
あなたの生活習慣が、知らない間に「未病」につながる生活になっているのかもしれません。
下記のサイトでは、未病レベルのほか日常生活のなかで原因となるものや対策を楽しく知ることができます。
自分の「未病レベル」を知り日頃の生活を見直していきましょう!
毎日仕事に忙しいご主人もぜひ一緒にチェックしてみましょう!
https://www.yomeishu.co.jp/mibyou/special/
(3) 自分の心身の特徴と現状がわかるメタトロン波動測定
病気や不調の原因には、体質や生活習慣だけでなく人それぞれ様々なものが影響しています。
昔から「病は気から」と言われるように、心と体は密接に繋がっていてお互いに作用しあっているものです。
また、テレビ番組で体に良いとされる食品が紹介され、積極的に日頃から口にしていたものが、実は自分の体には全く合わないものかもしれません。
このように、一人ひとり心や体の状態が違うため一般的に良いと言われるものではなく、あなたに合ったものを取り入れ、自分の心身の状態を日頃から把握しておくことがとても重要なのです。
自分の心や体の特徴を把握することで、より効果的に健康な体づくりをしていくことができます。
そこでご紹介したいのが「メタトロン波動測定器」と言われるものです。
体の各器官は固有の周波数を持っていて、健康でバランスの取れた状態とアンバランスな状態とでは、それぞれに違った周波数を出しています。
この周波数を測定することで、あなたの全身の状態をデータとして詳細に知ることができます。
アンバランスな状態にある器官(臓器)や、あなたの体に合う「積極的にとり入れると良い食材」や、逆に合わない「避けるべき食材」などがわかります。
メタトロン波動測定について詳しくはこちらの記事をあわせてお読みください
3、 今日からできる未病対策123
「未病」を見過ごしたまま症状が悪化することで病気になります。
日頃から健康な心と体づくりのために、食・運動・人の3方面からアプローチしていくことが大切です。
早速、日常生活でできる未病対策を見ていきましょう!
(1) 食生活の改善
いつも口にする食べ物や飲み物で、私たちの体はつくられています。
未病対策のひとつとして、日頃から体を冷やさないことを意識することが大切です。
冷たい食べ物や飲み物を口にする場合は、常温にしてから食べるなど、自分の体温よりも冷たいものを食べ過ぎないようにしましょう。
また体を冷やす陰性の食品を摂るよりも、体を温める発酵食品など陽性の食品を取り入れるとより効果的です。
体を内側から温めることで、代謝や血流が良くなり「未病」を改善することが期待できます。
(2) 生活に運動を取り入れる
普段、運動不足を感じているものの何かと忙しく、運動する時間を作ることが難しいと思っていませんか?
また、ジムやスポーツ施設に行って「運動しなければ」と意気込むと、一気にハードルが高くなりますが、特別な運動をしなくても日常生活のちょっとした工夫で運動不足を解消することができます。
例えば、洗濯や掃除などの家事をするときにはキビキビと動き、テレビを見ながらストレッチを行う、天気の良い日は歩いて買い物に行く、なるべく階段を利用する、あえて離れた駐車場を利用し歩く機会を増やすなど、日常生活のなかで運動の時間を作ることは可能なのです。
筋肉が多い体は何もしていない状態でもエネルギーを消費する力が高まり、体温が上昇して血流が良くなります。
疲れや老廃物をため込まない体をつくるためにも、毎日少しずつ生活に取り入れて続けていくことが大切です。
(3) 人との関わりを意識する
人と会うことを億劫に感じ始めると、気力が低下し次第に身だしなみにも気をつかわなくなって、家にこもりがちになります。
気持ちも落ち込みやすくストレスをため込みやすい環境になり、心身のバランスを崩す要因になることもあります。
人との交流を持つことで刺激を受けハリのある生活となり、健康的な暮らしにつながっていくものです。
習い事や同じ趣味を持つ人たちとの集まりやサークル、ボランティアなど社会とのつながりを大切にしましょう。
4、まとめ
先人の知恵としてはるか昔から注目されてきた「未病」についてご紹介しました。
病気を治すよりも、そもそも病気にならないようにすることが大切です。
日頃なんとなく感じている心や体の変化には、生活習慣を改善し健康に向かうヒントが隠されています。
大したことないと放置せず、まずは自分の心や体の特徴を知ることが大事です。
そして、あなたに合った食事や運動を効果的に取り入れること、人との交流を大切にして社会とのつながりを持つことを意識してみましょう。
いくつになっても若々しく健康な毎日を過ごしていきたいものです。