最近、育児で寝られない、夜更かしをしてしまう、不安で寝付けない、睡眠の質がよくない、など悩みを抱えている人たちが多い日本ですが睡眠不足が体に与える影響をご存知ですか?
睡眠不足は生活習慣病のリスクを上げると厚生労働省が警告を発信しています。
睡眠不足について与える影響や寝不足解消のコツを現役メタトロンセラピストが解説します。
レム睡眠とノンレム睡眠のメカニズム
レム睡眠とノンレム睡眠(睡眠段階が3~4回)それぞれ役割が変わります。
レム睡眠
脳の活性化により記憶整理・定着が行われます。
レムの意味は、眼球が動く急速眼球運動(rapid eye movement)のイニシャルをとってREM睡眠です。
ノンレム睡眠
睡眠の大きな役割は体の回復ですので、脳や肉体の回復が重要とされています。
ノンレム睡眠には4つの睡眠段階が存在します。
ノンレムの意味は、REMのない(non-REM)です。
レム睡眠・ノンレム睡眠は生命維持のために欠かせない役割なので両方大切です。
睡眠不足を続けることによるリスク
細胞・臓器の回復を促せない
細胞・臓器の回復が促せないことによる身体の機能低下が起こり、消化器官や肌、などのアンバランスを引きこす原因にもなります。
記憶整理が出来にくい
記憶力や認識力の低下による仕事のミスや交通事故、怪我などの大きな原因になります。
睡眠不足による病名
睡眠不足が慢性化すると病名が付く恐れがあります。
- 生活習慣病(レム睡眠・ノンレム睡眠)
- ナルコレプシー(レム睡眠)
- 行動障害(レム睡眠)
- 夢遊病(ノンレム睡眠)
- 睡眠時遊行症(ノンレム睡眠)
- 睡眠時驚愕症(ノンレム睡眠)
理想の睡眠時間
一体どのくらいが理想なのか?と疑問を持たれる方は多いと思いますが、睡眠時間に絶対的な基準は存在しません。
睡眠時間は短くても長くても理想とは言えず、年齢によっても変化すると言われています。
一般的な専門家の意見では、
- 10歳までは8~9時間
- 15歳で約8時間
- 25歳で約7時間
- 45歳で約6.5時間
- 65歳で約6時間
と年齢によって多少異なるみたいです。
朝型・夜型の体質に関係なく、成人の場合は平均の6~7時間睡眠を取ることが最適とされています。
大切なのは生活リズムに合わせて睡眠を取ることです。
寝不足解消のコツ
- 栄養状態を改善する
- 日光を浴びて運動をする
- ディスプレイを見過ぎない
- カフェインを断つ
- アルコールを断つ
- 睡眠サイクルを作る
それぞれ補足します。
栄養状態を改善する
栄養の偏りは睡眠にも深く影響します。
偏りのある食事を取ると体の構成成分が足りず体を作り損ないます。
結果、栄養状態によるメンタルの低下で不眠に陥るケースが現代ではよくあります。
水、タンパク質、油、ビタミン、ミネラルは総合的に満たさなければ体がうまく機能しないので、栄養の完成を目指しましょう。
主に、タンパク質とビタミン、ミネラルはサプリメントを併用すると必要量が取りやすいです。
日光を浴びて運動する
人間は動物なのでお日様とともに生活するのが理想とされています。
朝起きたら日光を浴びることでセロトニンやビタミンDが生成されやすくなり、メンタル向上に影響を与えます。
ディスプレイを見過ぎない
スマフォやPC、タブレットなどのブルーライトの影響でアドレナリンが出てしまうと脳が活性化してしまい睡眠の妨げになります。
睡眠をとる1時間前くらいには、ディスプレイを見ないように気をつけましょう。
カフェインを断つ
コーヒー、お茶、エナジードリンクなどといった飲料に含まれているカフェインは覚醒作用があるので良質な睡眠を取りたい方は15時以降は摂らないように心がけましょう。
アルコールを断つ
アルコールを睡眠前に取ると睡眠の質が下がり、浅くなります。
結果、体や脳の回復を遅らせてしまいます。
アルコールも控えるようにしましょう。
睡眠サイクルを作る
寝る時間が毎日異なると睡眠サイクルが決まらず睡眠不足の原因になります。
毎日決まった時間に横になるようにすると、睡眠サイクルが出来てくるので脳が寝る時間だと認識してくれるようになります。
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