量子波動器【メタトロン】を使っていったい何ができるのか気になりませんか?
宇宙という医師のいない極限の状態で、人間の健康を管理するためにつくられた機器【メタトロン】が今、日本で注目され始めています。
そこで紹介したいのが、「量子波動器【メタトロン】のすべて」という1冊。メタトロンという最新の機器を使い、未来型医療を実践している3人の医師とメタトロンを日本に広める活動をされている専門家が、メタトロンをどのように活用しているのかを語ります。
それぞれの専門分野は違いますが、病気の根本原因を探り根源的な治療を目指す医師たちの理念やこれからの医療のあり方、そしてメタトロンをつかうことの有用性はなにかなど、実際の症例を紹介しつつ未来の医療の在り方についてたっぷりと考察された内容になっています。
■本の概要
メタトロンってなに?
この世の中に存在するすべてのものは、人のカラダ、動物・植物、水や土や空気、そしてブロックやガラスなどの人工のものまでも、それぞれオリジナルの周波数をもっています。
メタトロンはその周波数を計測する機器。
メタトロンで周波数を測ることで、人のカラダであれば、内臓から細胞、筋肉や骨格、そして意識や感情、そしてそのすべてのエネルギーの状態がわかります。
メタトロンはなにを読み取り、なにを可視化させているのか?
すべての物には固有の周波数があり、その周波数が乱れることによって、病気のきっかけになるという考えからメタトロンはつくられました。
ロシアの波動医療の研究機関でつくられたメタトロンは、今もなお開発が進められていて、最新機器では心の奥底にある感情を読み解くことができ、感情やストレスがどんなふうに病気の根本的な原因を作っているかを可視化できるようになってきています。
また、メタトロンは物質の周波数との相性を見ることができるので、自分に合わない食物も探り当てることができます。それは食物も固有の周波数をもっているので、その周波数と共鳴するかしないかで確認することができます。
いままで自分が好んで食べていたものが、実は周波数の相性が悪く、それが不調の原因になっている場合もあるのです。
メタトロンを使いこなす3名の医師たち
本書は、第一線で活躍している3名の医師と、メタトロンを日本に紹介した専門家のそれぞれのメタトロンとのかかわり方を記録したものです。この4名に共通するのは、西洋医学への限界と、カラダ全体の関連性をみることで、根本的な原因を探ろうとしていることです。その主張を紹介していきます。
読み進めるうちに、病は医者や医療に治してもらうのではなく、その根本的な原因をさぐり自らその不調の原因を生まないように、また生活習慣を見直すことが病を引きよせないことなのだという共通点が見えてきます。
(1)すべての医学と親和しているメタトロン「内海聡(うつみさとる)先生」
西洋医学は四元素論で、東洋医学は五行論、アーユルヴェーダは六段階という考え方があります。(中略)このような理論を勉強して、メタトロンの測定結果を判断するときに活用できれば、その人のベースが西洋医学でも東洋医学でも関係ありません。
メタトロンはすべての医学と親和しています。
- 内海聡(うつみさとる)先生
- 断薬を主軸としたTOKYO DD Clinic 院長
東洋医学や栄養学、量子医学や波動医学、キネシオロジーを学んできた豊富な知識と経験から、メタトロンは画像で提示できるので、食材とカラダの相性を食事指導に取り入れやすく、患者側が納得しやすいこと、また、メタトロンとキネシオロジーの親和性を解説しています。
医療は9割が無駄、かつ有害であると否定している内海氏。その理念がどのように形成されてきたのか、幼少期からの周囲への観察眼もつづられているので、読み物としてもおもしろいです。
薬を飲みながら治療しても治らない、治すために断薬が必要であるとして薬を否定している内海氏が、メタトロンは重要な道具と位置づけその有用性について語っています。
(2)すべてのモノに固有の振動数がある「内藤眞禮生(ないとうまれお)先生」
私は波動や振動というものは、人間の精神、霊魂までも含めて考えるものととらえています。かつての物理学ではすべては粒子であると言う時代がありました。現在は全てが情報だと言われている時代になっています。
- 内藤眞禮生(ないとうまれお)先生
- ブルークリニック青山 内藤統合医療センター 院長
がん・膠原病・原因不明の難病・自閉症などの発達障害、アレルギーホルモン異常などのあらゆる疾患の治療にあたっています。
内藤氏の考える未来型の医療とはなにか?
量子学的に次元を超えることで病気が治るのではないかという予測論を展開しています。また、今まで視覚的に確認することができなかったチャクラの状態や経絡の気の流れについても可視化できるようになったメタトロンの最新機器「サクラ」バージョンが、今後の医療にどうかかわっていくか考察します。
(3)感情を数値化できるメタトロン「吉野敏明(よしのとしあき)先生」
メタトロン「サクラ」の最大の長所は、感情や情動という観念を量子物理学的によってナレッジマネージメントして文字化・数値化できる点です。メタトロンが提示する「喪失感」「悲しみ」「陰うつ」「義憤」「復讐心」「ケチ」「無感情」「愛」「親切心」などの感情の情報が、誰が行っても正確に必ず再現性を持って出てくることがとても重要なのです。
- 吉野敏明(よしのとしあき)先生
- 口腔を中心とした全身疾患の治療、東洋医学と西洋医学をつなげる治療を提唱し実践している医療法人社団誠敬会 誠敬会クリニック院長
「自分の心の奥底に眠る感情が、今の病気の根本原因ではないか?」
カラダの不調は自分でも気がつかない感情が原因でおこることがあります。メタトロンでは感情や情動を数値化して読み解くことができるので、心の治療の有用性について紹介しています。すごく昔に蓋をしてしまった感情や、忘れてしまったと思っている感情をケアすることで不調を改善しようという考え方です。
自分の不調はどんな感情と関連しているのか?
根本に流れている感情はどんなものなのか?
など、メタトロンの最新機器の感情や情動の測定について、解説しています。
(4)あと5年もすればメタトロンは常識になっている「吉川忠久(よしかわただひさ)先生」
あと5年もすれば、「周波数のデータを集積して」と言うのは常識になるのではないかと思っています。医療で言えば、やはり人が知りたいのは病気や不調の原因です。
特に心身の不調を訴えるお客様は、その不調になっている原因を知りたいわけですが、西洋医学では、対処療法が基本なので、メタトロンに限らず「原因を探る」ということが今後の医療のテーマになっていくと思います。
- 吉川忠久(よしかわただひさ)先生
- 国際非線形分析システムアカデミー準会員
国際非線形分析システムアカデミー準会員である吉川氏は、メタトロンを日本に広めた人物です。吉川氏は医師ではありませんが、メタトロンの実績は他の医師たちとひけを取りません。身内を西洋医学によって亡くしたことで、病の根本を探るメタトロンの有用性を広める活動をされています。
メタトロンをつかうことで、その痛みを起こしている原因は食べ物なのか、ストレスなのか、アレルゲンなのか、と、あらゆる角度から数値が示されるので、根本的な原因はいったい何なのかをさぐる手がかりを見つけることができます。
メタトロン測定をすることで、不調の根本原因を探りあて、なぜその部分が弱っているのかという原因がわかり、日々の生活習慣や食生活を改善するヒントを得ることが目的なのです。
■「量子波動器【メタトロン】のすべて」まとめ
メタトロンはロシアで開発された、すべてのものの周波数を測定できる機器です。
今回ご紹介した4人は、メタトロンを活用し、病気の原因を根本的に探りあてるのが目的で使われています。メタトロンは日本では医療機器としては認められず、代替医療の機器として使われています。
4人の共通点は、西洋医学だけの知識ではなく東洋医学、アーユルヴェーダ、キネシオロジーなど幅広い知見から身体をパーツではなく関連性で見ていることです。
この「量子波動器【メタトロン】のすべて」の1冊は、メタトロンを使うことで全体のバランスが整い、その結果自然治癒力が引き出されることや、周波数を整えることで治しているわけではないけれど、メタトロンは意識変化を起こすきっかけをつくるものであることが理解できました。
自分の状態が可視化できるというのは、百聞は一見にしかず。私自身、メタトロンの体験をしたあとに、この1冊を読んだことで、未来医療へのイメージができ、メタトロンをつかっての自己調律への理解が深まりました。
これこそ未病のためのセルフケアに役立つ1冊です。