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波動セラピー(波動療法)を受ける際にチェックしたいポイント

投稿日:2019年11月3日 更新日:

波動

ストレスを多く抱える現代では、血液や画像診断などの精密検査をしても原因が解明されず不定愁訴を抱える人が増えているように思います。

波動セラピーは、そんな不定愁訴や原因の分からない症状へのアプローチを得意とするセラピーです。

ここでは波動セラピーとはどんなセラピーなのか?気をつけるべきポイントはどんな点なのか?などについてお伝えしていきます。

波動セラピー(波動療法)とは

波動セラピーとは、体の中から出ている周波数(波動)を計測したあとに波動が乱れている部分を特定し、そこに特定の周波数の波動を流してバランスを整える方法です。

波動を測定せずにセラピーを受けることもできますが、どこに乱れが出ているかがわからないため、まずは波動測定をして健康状態をチェックするのが理想的。

ここでは、波動セラピーの意味や特徴について詳しく紹介していきます。

波動の力で活性化を促す

波動セラピーは、物質が振動するときに生まれるエネルギー「波動」を使って、体内の活性化を促す方法です。

レーザーのように物理的な力で患部を治すことはできませんが、波動を体に取り入れていくとアンバランスな部分が整いやすくなるとされています。

周波数のバランスが崩れた部分を、同じ周波数で改善していくという考え方ですね。

私たちの体はエネルギーを取り入れ、それを消費して動力にしていますが、肉体の活動により波動が生まれます。

骨や臓器、皮膚など各部位が波動を発しているとされていて、この波動を計測するものが「メタトロン」などの波動測定器です。

波動を測定すると、乱れている箇所が数値で表されます。バランスが乱れている部位については外部から波動を流し、その力によって回復を促します。

波動セラピーは医療行為ではなくヒーリングの一種ですから、定期的に施術を受けると良いとされています。

波動測定器を購入すれば、自宅でゆっくりと波動セラピーを行うこともできますよ。

非侵襲的療法として注目されている

波動セラピーは針で指したり熱を加えたりする必要のない「非侵襲的」療法です。

服を着脱する必要もなく、そのまま椅子に腰掛けているだけで手軽に施術が受けられます。

「治療」というと痛みをともなう行為をイメージするものですが、負担をかけずに体の中を活性化できる波動セラピーは病気治療中の方や高齢者、お子さんでも受けられる安全な施術。

波動セラピーはヘッドセットを装着して音を聴くだけの施術なので、病気やケガを抱えており、患部に触れられない方でも安心です。

衣類着脱の必要がないので、ギブスや包帯などの装具を身につけていても心配ありません。

日本ではまだ医療行為として認可されていませんが、ヒーリング効果が期待できるため今後さらに注目が集まっていくことでしょう。

診断からヒーリングまで可能

波動セラピーは、まず波動測定をして個々の部位の周波数をチェックし、機能低下を起こしている部分を診断するところから始まります。

体内の波動を視覚的に認識できるものが波動測定器の長所ですから、必ずセラピーの前には測定を受けるようにしましょう。

機能が低下している場所が把握できたら、波動測定器を使ってセラピーに入っていきます。

ヘッドセット(機器によってはヘッドフォン)から流れる音に耳を澄ませて、ゆったりと気持ちを落ち着かせながら波動を整えていきます。

セラピーが終わった後はそのまま帰宅し、いつも通りに生活ができます。特別なことをする必要はありません。

この手軽さも、波動セラピーならではの魅力といえますね。

波動測定の後に行うのが理想的

機器の種類やモードにもよりますが、測定を飛ばしてセラピーだけ行うこともできます。

しかし体内の状態をみずにセラピーだけ受けても、どこがどの程度機能低下を起こしているのかがわかりません。

私たちの体は環境や食べ物、ストレスに左右されており、ホルモンバランスや体温によって細かく状態が変わっています。

どこに未病が起きているか、どこが機能を低下させているのかが視覚的に表現されますので、ぜひ測定を行ったあとにセラピーを受けてください。

エネルギー療法とは

エネルギー療法とは、電気や熱など自然界に存在する物理的な力を使って、人体に良い影響を与える療法です。

エネルギーといっても「宇宙エネルギー」のように目には見えないものだけではなく、電気など身近な力もエネルギー療法に取り入れられています。

ここからは、エネルギー療法の特徴や方法について詳しく紹介します。

代替医療の一種

エネルギー療法は体に電気や熱の力を加えるものですが、がんなどの患部を直接取り除いたりする物理的な治療ではありません。

いわゆる代替医療とも呼ばれるもので、物理的な治療がいらない未病や軽度の症状を患者さん自身が自然治癒力で治せるように働きかけていきます。

薬の服用・手術・リハビリテーションなどは直接的な手段として用いられますが、代替医療はその前段階のような症状や状態に対して行う方法となります。

「気」を用いて癒す

電気療法や磁気療法は、自然界に存在する物理的なエネルギーを治療に活かす手法です。

ヨガや気功は体の中の「巡り」を意識するものであり、電気や磁力などの物理的な力を直接的に使用するわけではありません。

しかし「エネルギーの流れを意識する」という点では、やはりエネルギー療法の一種として考えられるでしょう。

音や香りのように五感に働きかける手段もエネルギー療法といえますし、体内の波動バランスを整えていくという目的で共通しています。

波動セラピーはエネルギー療法の一種

波動セラピー(波動療法)は、エネルギー療法と混同されやすいのですが、厳密にいうと両者は同じ意味ではありません。

波動セラピーは波動のバランスを整える施術のことで、エネルギー療法は後述するヨガや電気療法など、波動を整える施術のすべてを指します。

つまり、エネルギー療法の中に波動セラピーが位置していると考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

波動・エネルギー療法の種類

波動・エネルギー療法は、電気や熱などさまざまな力を使って施術・治療することを指します。

ここからは、心身を癒してくれる治療法を詳しくみていきましょう。

電気療法

電気を患部に流して刺激を加え、血行を促進したり自然治癒力を高めたりする治療法です。

人間の細胞はそれぞれが電気を帯びており、神経が全身に張り巡らされているおかげで、感覚器官から取り入れた情報が電気的なはたらきによって脳に伝えられています。

この仕組みを利用すると、感覚器官の体の働きを高めることが可能に。

さらに周波数やパルス幅を変えるだけで、筋肉や皮膚などに発生した麻痺や血行不良を改善に導くことができます。

磁気療法

磁気の力を使って血流を促したり、神経細胞の働きを人工的に活性化したりする方法です。

電流を流して磁場を発生させ、そこからわずかな電流を誘導し活動を高めることができます。

規則的な刺激を与えて特定の部位の機能を活性化させる方法で、近年ではリハビリテーションセンターや精神医療分野で脳に磁気療法を使いうつ病の治療やストレスケアが行われています。

鍼灸

問題が起きている部位や、「経穴(けいけつ)」と呼ばれるツボ部分にお灸・鍼(はり)を使って刺激を加え、病気の治癒や未病の予防を目指す療法です。

熱・鍼といった刺激を用いて、人が本来もっている自然治癒力を呼び起こそうとするのがポイント。

このとき皮膚や筋肉などの組織に微小の傷がつき、その部位を修復するために細胞が活性化し、自然治癒力や免疫力がアップします。

ホメオパシー

ホメオパシーとは200年以上前にドイツで確立された「代替医療」の一種です。

特定の症状にアプローチするものではありませんが、レメディと呼ばれる原料を摂って自然治癒力を高める効果が期待されています。

レメディには多くの種類があり、植物や鉱物などから病気に関わる成分を取り出して作られています。

使用者は、自身が抱えている症状と同じ性質のレメディを選んで摂取しなければなりません。

現代医学とは対極的な位置づけにあるとされていますが、薬にはない強い副作用の心配が少ないことから、欧米では軽度な風邪などの症状にホメオパシーが多く用いられています。

フラワーエッセンス

フラワーエッセンスとは、花のエッセンスを水に転写したものです。

アロマテラピーのように直接花から取り出したエッセンスを取り込むのではなく、植物エネルギーを水に移しています。

波動療法の一種としても知られており、エッセンスは花の持つ「気」を利用して心と体を癒していく考え方に基づいて作られるのが特徴。

作り方にはいくつか方法がありますが、もっとも美しく咲いた状態の花を湧き水につけて太陽の光に当てたものがエッセンスの原液となります。

飲み物としてではなく波動の力を込めたエッセンスとして利用するため、できあがった原液は保存液に混ぜて少しずつ使います。

カラーセラピー

色彩は、異なる波長の光によって表現されます。紫や青は短波長、赤やオレンジは長波長に分類され、科学的には波長の異なる光であると定義されます。

カラーセラピーは、光という自然からもたらされた力を利用した心理療法です。

ストレスにより体内バランスが乱れる「自律神経失調症」の症状にも良い効果をもたらすといわれており、目から色を取り入れることで自然治癒力が活性化します。

気功

気功は、中国に伝わる外気を取り入れて健康を目指す方法です。

体内に気を循環させながら、悪い気を外に排出させるためにさまざまな動作と呼吸を組み合わせます。

体を動かすだけでもエクササイズ効果がありますが、目に見えない「気」を使った運動なので、一種の波動療法と考えることもできるでしょう。

ヒーリング

ヒーリングは日本語で「癒し」を意味する言葉ですが、施術としてのヒーリングはヒーラーと呼ばれる方がエネルギーを飛ばして対象者を癒す方法です。

人間の持つ「気」はどんな環境でも自在に飛ばすことができるという前提に立ち、ヒーラーが飛ばす癒しの力をリラックスした状態で受け取ります。

音楽療法

音楽は、空気圧の変化量によって決まる「大きさ」と、1秒間に空気が振動する回数で決まる「高さ」に音色が加わって表現されます。

空気が振動することで波動が生まれるため、私たちは無意識的に音楽から波動を受け取っていると考えられます。

音楽療法は、この音が持つ波動の力と美しい音色を組み合わせて、心身にはたらきかけていく療法です。

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダはサンスクリット語で「生命科学」という意味の、インド・スリランカの伝統医療です。

瞑想・ヨガ・オイルマッサージ・呼吸法・ハーブを使った食事療法を組み合わせて病気を予防していきます。

アーユルヴェーダでは世界の要素を空と風・水と地・火と水の3つに分け、それぞれのバランスを整えていきます。

自然界の力を利用して自然治癒力を高めていく、一種の波動療法といえますね。

セラピューティック

セラピューティック・ケアとはイギリス赤十字社が医療介護ボランティアのために開発したケア方法で、マッサージなどを行う際にやさしく手で触れるヒーリング方法です。

セラピューティックは医療行為に付随するケア方法ですが、人が持つ温もりを使って相手を癒すという発想なので、やはり波動療法の一種と呼べるかもしれません。

ヨガ

インド発祥のヨガは、全身でさまざまなポーズをとって精神を統一する健康法です。

調和や統一を意識しながら心身の緊張をほぐしていきますが、呼吸・姿勢・瞑想のすべてが一体になる必要があり、専門の教室や講座が数多く開かれています。

レイキ(霊気)

レイキは「レイキヒーリング」とも呼ばれる方法で、エネルギー療法の一種として知られています。

セラピストが宇宙からのエネルギーを受け取り、エネルギーの流れを意識しながら気を注いでいくことで、エネルギーを受け取った人の自己治癒力が高まるとされています。

一見するとヒーリングにも似た原理ですが、宇宙からの無限大なエネルギーを受け取れるという点に違いがあります。

波動・エネルギー療法のチェックポイント

波動・エネルギーを使った施術を紹介しましたが、ここからは施術を受ける際のチェックポイントについてみていきましょう。

信頼できる店舗を選ぶ

波動セラピーは医療行為ではないので、それだけで病気やケガが治るものではありません。

まずは信頼のできる店舗を選び、さらに波動療法以外の施術もきちんと行ってくれる店舗を探しましょう。

クリニック・エステサロン・整体のように直接的な施術も組み合わせていくとより効果的です。

お試しや初回セラピーを利用する

初めて波動セラピーを利用する方にとって、波動測定や波動療法はどんな施術で、どれくらいの時間がかかるのか気になるところではないでしょうか。

そこでまずは初回の「お試し」や「体験」メニューを利用すると良いでしょう。

1回あたりの料金が安いだけではなく、施術者との相性をチェックするためにもぜひ利用してみてください。

機器の特徴を知る

波動測定器には、30年前に開発された「メタトロン」をはじめ、国産品から外国で開発された機器まで複数の種類があります。

機器ごとに測定可能な部位や数が異なり、メンタルの状態がみられる機器や1,000箇所以上がチェックできる機器が登場しています。

一方、波動療法ができない機種もありますので、事前に違いをチェックしておきましょう。

信頼できる店舗を選ぶ

1回あたりの料金が高すぎたり高額なコース契約を迫る、または商品やグッズを購入するよう勧める店舗は避けましょう。

波動測定や波動療法は代替医療であり、ヨガや鍼灸と同じように気軽に受けるものですから、あまりにも料金が高額な店舗はおすすめできません。

「本当に信頼できるのだろうか」と不安な気持ちのまま波動セラピーを受けると、測定結果にマイナスの影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

波動療法以外に受けられる施術を確認し、信頼できる店舗を選んでください。

波動療法の特徴を押さえて生活に活かす

波動セラピー・波動療法は気の力を使った療法であり、医療行為ではありません。

しかし医学的な治療では対処が難しい未病やメンタルのトラブルについては、波動のバランスを整えるだけでも良い影響をもたらすといわれています。

波動測定器を使ったセラピー以外にも、手軽にできるフラワーエッセンスやカラーセラピー、自宅で習得できるヨガや気功などもすべて気の流れと波動のバランス調整を意識した方法。

自分に合う波動療法が見つかれば健康への意識が向上し、心身ともに負担の少ない日々を送れるようになっていきます。

仕事や対人関係でストレスが溜まっても、うまく解放できるようになるでしょう。

ぜひ、波動のバランスを整えてくれる方法や施術を生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

sasaki

2007年ベビーマッサージ・インストラクターからスタート、カラーセラピーや数秘術、オラクルカードリーディングや催眠療法などを学ぶ。現在はそれらをベースにしたオリジナルセッションでリアルとスピリチュアルを上手く取り入れ、個性を発揮して生きるアドバイスをしている。

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