こんにちは、メタトロンセラピストをしている安部と申します。
今ではファスティングの言葉を知らない方がいないくらいの認知度になりました。
断食道場など、宿泊施設もできるほど人気です。
ですが、ファスティングをする時には注意点があり、誰でもやっていいわけではないんです。
私自身毎日、「オートファジーダイエット」を数年しています。
「オートファジーダイエット」とは、16時間食事を制限する断食のことです。
これは私自身が個体差を知っているのでできています。
その点を踏まえて、ファスティングの効果や注意点を解説していきます。
そもそもファスティングとは
ファスティングとは、一定期間食事を抑える行為です。
主に固形物を半日〜数日間摂取しないのが一般的となっています。
「Fast(断食する)」言葉が由来になっており、修業の一環や行事が体調管理に使われるようになりました。
ファスティング中は酵素ドリンクや回復食を取りながら、必要最低限の栄養とカロリーを摂取します。
ファスティングの効果
腸内環境の改善が見込める
普段腸内では、老廃物・毒素を排泄する働きがあります。
ファスティングを行うとその機能が強まりデトックスが働くことによって腸内が整うとされています。
ファスティング中、消化器官に負担がなくなるため、腸内の修復や回復が促進されていくことにより、本来の調子に戻っていくと考えられています。
免疫力向上効果
ファスティングの効果によって、腸内環境が改善され、善玉菌の働きが活性化されることが免疫向上に必要と考えられています。
肌の改善
ファスティングを始めると、有害物質や老廃物を排出する働きが強まると言われており、肌の新陳代謝が活性化されることにより肌の改善につながるとされています。
ファスティングの注意点
栄養失調・過多の状態ではやらない
ファスティングを行う前に注意しなければならないのは、自分の栄養状態です。
栄養失調・栄養過多の状態で行うと体を崩しやすいからです。
水、タンパク質、油、ビタミン・ミネラル、炭水化物をバランスよく取れているかなど、まずは栄養管理を見返しましょう。
私は根本栄養の指導もしておりますので、メタトロン富ヶ谷サロンにお越しいただければ指導させていただきます。
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体調が悪化したらすぐにやめる
好転反応により、体調が悪化する場合も十分に考えられます。
症状の例ですと、めまい、頭痛、吐き気、肌荒れなどが出ることがあります。
少しの間様子を見て、悪化していくような場合は中止しましょう。
場合によっては病院に相談に行くこともお勧めです。
酵素ドリンクの摂取
ファスティング中でも水分補給は大切です。
その中で栄養素も合わせて摂取しなければならないため酵素ドリンクがおすすめです。
酵素ドリンクにはアミノ酸、ミネラル、ビタミンなどが含まれており栄養を補給をしてくれます。
その他、食物酵素も含まれているので腸内の掃除をしてくれます。
ファスティング中の空腹感も和らげることができるでしょう。
ファスティング前後の期間は食事を調整
ファイスティング前後の調整を忘れてはいけません。
最初から何も食べない、終わってから通常の食事をする、というのは体にとても負担です。
ファスティングには「準備期間」と「回復期間」があり、この時期を大切にすることがファスティングを成功させる鍵になります。
準備期間には1~2日程度の時間、野菜を中心とした食事にします。
動物性の食事は避けて、飲酒も禁止です。
回復期間にも1~2日程度の時間をとり、温かいスープや重湯などから摂取しましょう。
基本的ファスティングの流れ
準備期
ファスティング期間前日(1~5日間)。
食事を制限することに慣れるのが目的です。
準備期間の食事は、動物性を減らし豆類、種子類、発酵食品、野菜、芋類、海藻類を中心に摂ります。
禁止項目:カフェイン、アルコール、たばこ、小麦製品、揚げ物などは特に注意です。
断食期
1日2リットル以上の水分を小まめに飲んでください。
酵素ドリンクも栄養を取るために必須です。
酵素ドリンクは1日5~6回に分けて、薄めて飲んでください。
空腹感を感じるタイミングがいいでしょう。
気をつけることは、激しい運動は避けて日常生活を送ることです。
回復期
期間が終わって、最初の食事で大量に食べてしまうと胃腸に負担がかかり帰って体調を崩してしまいます。
基本的には流動食から回復食を始めましょう。
1~2日、回復食で胃腸が食事に慣れてきたら、普段の食生活に徐々に戻していくのが理想でしょう。
まとめ
ファスティングは正しい知識や状態を考えておこないましょう。
メリットとして内臓を休ませることやデトックスがありますが、栄養失調にもなりかねません。
毎日の栄養管理があってこそのファスティングです。
適切なファスティングは健康を維持していく上で強い武器となりますので、しっかりとしたファスティングプランで臨みましょう。