日々の疲れや、ちょっとしたバランスの乱れを、自分で癒せたらいいと思いませんか?
”自己管理も仕事のうち”といわれる現代社会。ここでは、その日の疲れを翌日に持ち越さず、ちょっとした習慣で整えられるヒントをお伝えします。
1、セルフヒーリングとは?
セルフヒーリングという言葉を耳にしたことがありますか?セルフヒーリングとはその名の通り、自分で自分を癒すこと。
”自分で自分を癒す?一体、どうやって?”と思われる方も多いと思いますが、ここでは日常生活で実践できるシンプルな方法をいくつかご紹介します。
2、セルフヒーリングの種類と特徴
セルフヒーリングは、何も特別なことではありません。気持ちが高ぶったり、緊張したりしているときには、深い呼吸が効果的です。感情と精神を落ち着かせることができます。
また体が疲れていると気持ちも落ち込みやすくなるので、ゆったりと湯船に浸かりリラックスすること、バランスの良い食事をとってしっかり眠ることなども、自分を癒すこと=セルフヒーリングにつながります。
日頃から自分の心と体の状態をできるだけ把握し、疲れを溜め込み過ぎないようにすることが大切なのです。
しかし、現代社会を生きる私たちにとって、「自分を客観的に把握する」ことほど、難しいことはありません。そこでここでは、もう一歩踏み込んだセルフヒーリング方法をご紹介していきます。
(1)イメージングによるセルフヒーリング
イメージをすることでリラックスし、自分を癒していくヒーリング方法です。最近ではインターネットでもヒーリング動画を見ることが出来ます。
小川のせせらぎ映像とともに鳥のさえずりや水の流れる音を流すものや、浄化へと誘導するナレーション付き動画、自律神経を整える周波数を流し続けるものなどなど、実に多種多彩なヒーリング動画を見ることができます。
現代人は常に思考していて、脳を休めることが大切とも言われています。瞑想して無になることがなかなか難しい人は、脳を休める音楽などもおすすめです。
(2)呼吸法
呼吸することにより、安らぎを得るヒーリング方法です。深く吐き出すことで体を緩め、大きく吸うことで新鮮な酸素が体内を巡り、心と体がリフレッシュします。
深呼吸をするとき、自然と人は胸を大きく開く姿勢をとるので、固まっていた首・肩・肩甲骨・腰などに気づき、緩めようとします。肉体の疲れに気づき、自分を労わることも立派なセルフヒーリングです。
また、人は知らず知らず胸の中に色々なものを溜め込んでいます。深い呼吸で不要なものをしっかりと吐き出し、新鮮な空気をたくさん取り込みましょう。
(3)入浴によるデトックスヒーリング
シャワーで汚れを落とし、湯船で芯から温まる。体にとっても、心にとっても、大きな癒しのひとときです。体が温まると新陳代謝がよくなり、むくみや冷えが解消されやすくなりますが、健康な毎日はそれだけで幸せにつながります。
持病や怪我は日常生活を大きく制限することになり、ストレスを溜め込むことにつながるからです。健康な体づくりのためにもしっかりと、湯船で疲れを解放しましょう。
さてこんな風に入浴は体だけでなく、人間の気(エネルギー)にも大きな効果を発揮します。”気づかれ”なんていう言葉があるくらい目には見えないやりとりをしているのです。不要なエネルギーは、お湯できれいさっぱり洗い流しましょう。
人ごみでいつも以上に疲れてしまったときには、湯船に塩を入れ、海の恵で浄化しましょう。
(4)生活習慣や食生活
日頃からバランスの良い食生活を心がけることも大切です。旬のものを取り入れ大地のエネルギーを頂きましょう。できれば毎日7時間は睡眠をとり、翌日に疲れを残さないようにしましょう。
健やかな心身は、健やかな毎日が育みます。ダメージを解放しやすい体質づくりを心がけましょう。
とはいえ、日頃から食べ物や生活習慣をバランスよくしているのに、なにか調子が悪い、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも、自分の体に合わないものを食べていたとしたら・・・?調子を崩しやすい住環境にあるとしたら・・・?良かれと思って取り入れたものが不調の原因を作り出しているとしたらショックですよね。
あなたが今、どういう状態なのか、何が合わなくて何を取り入れるといいのか。そんな細かなアドバイスをしてくれる最新テクノロジーがあります。メタトロン測定器です。
メタトロン測定器とは、体の波動(周波数)を測定し、乱れている場所を教えてくれ調整してくれる波動医学が生み出した機械なのです。
全身をスキャンして体の周波数を測定することで不調箇所を見つけ出し、周波数のズレを調整することで元気になっていきます。
全身の状態を短時間で把握し分析してくれるので、原因のわからない不調をお持ちの方は試してみるのもいいかもしれません。更に詳しいことを知りたい方はこちらをどうぞ。
(5)リラックスできる時間を作る
朝から晩まで仕事や家事で埋まっていて、1週間のスケジュールがびっしり!なんて方も多いと思いますが、自分の時間を持つことはとても大切です。
心からくつろげる時間は、なにものにも代え難い癒しとなります。自分に戻る時間をつくり心を喜ばせましょう。
人によってはスポーツジムに行って体を動かすことがリラックスへとつながったり、映画を見たり、自然の中へ出かけたり、美術館へ行くなど非日常の中に身を置くことで心身共に満たされたりします。
ギリギリのところで生きて余裕のない状態が続くと、被害者意識が大きくなったり、疑心暗鬼で人間関係を悪化させたりと、ストレスを溜めやすくなります。生きていても楽しくありません。
スケジュールに余白を持つと心に余裕が生まれます。新たなアイデアが浮かんだり、視野が開けたり、自己肯定感が高まって人生を生きやすくなります。疲れたなと感じたら早めにご褒美タイムを取りましょう。
(6)そのままの自分を受け止めること
たくさんの情報が飛び交い、他人と比較しがちな現代。大切なのは自分の想い、自分の考え、自分の気持ちです。自分を肯定できると他者の人生も尊重できるようになります。
良かれと思ってあなたに意見を言ったり、中には否定をする人がいるかもしれません。しかしあくまでもそれは、その人の考えであって、真実ではありません。
大切なのは、あなたがどう思うか。どう感じるか。人に合わせる必要はありません。自分の中に湧きあがる思いを大切にしましょう。
3、セルフヒーリングをする前に知っておきたいこと
いくつかのセルフヒーリングについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?今日からすぐに始められるものもありましたので、気になったものがあれば是非試してみてください。
ここからはセルフヒーリングについていくつかの注意点をお伝えします。
(1)好転反応が出るかもしれないことを知る
ヒーリング=癒しを受け取ることにより、心身に変化が生じる場合があります。具体的には、涙が出てきて止まらなくなった、強烈に眠くなって寝続けてしまった、以前は平気だったことができなくなった、などなど個人差がありますが、普段とは違うことが起きたりします。
一般にこれらは好転反応と呼ばれます。血流が流れて血色が良くなるようなもので、健康な状態に戻るため心と体が不要なものを外に出そうとするのです。多くを我慢していた人は、感情が涙としてあふれ出たりします。
脳が休まることなく常に思考していた人は、一旦強制ストップがかかって深く眠ったりします。
体からのサインに敏感になって、以前は普通に食べていたものが食べられなくなったり、おいしいと感じなくなったり、食べすぎていた人は食べる量そのものが減ったりします。
いずれも心と体が本来の自分に戻ろうとするサインなので、ゆったりと過ごしてください。2、3日しても反応がなくならない場合は、病気の場合もありますので病院を受診してください。
(2)すぐに効果が出ないからと諦めない
長年溜め込んだ感情やストレスは、解放するにも時間がかかります。じわじわと根底には効いていても表面化するには時差があることも多いのです。
朝、起きられるようになった、だるさを感じなくなった、など体の状態から感じられる人もいれば、イライラが減った、人のことが気にならなくなったなど心の状態から変わっていく人もいます。まずは自分に目をむけ、変化を感じてみましょう。
(3)自分を責めない
癒しを得ることで怒り・悲しみなど強い感情がわきあがることがあります。この感情を責めたり否定しないで、あるがままに流しましょう。
過去に受けたショックな出来事から自分を守るため、一時心の奥底に出来事をそっくりそのまま仕舞いこむことがあります。セルフヒーリングによって、その出来事を解放する準備ができたのです。
どんな感情が湧き上がったとしてもそれは過去のもの。今の感情ではありません。仕舞いっぱなしにしててごめんねと、愛情と共にお別れしましょう。
(4)とにかく心地よく無理せず継続してみる
癒しとは、本来気持ちのよいものです。日々の義務や課題ではありません。自分が心地よいと感じるイントを見つけ、リラックスすることを目的にしましょう。
まとめ
様々なセルフヒーリングとその注意点についてお伝えしました。多くの人と関わりあって生きる現代人は、ストレスを溜めやすい環境で生きています。
そのストレスに日々セルフヒーリングで対処するか、しないまま溜め込むのかの選択は、一人一人に委ねられています。
人生を楽しく豊かに。セルフヒーリングを取り入れてみてはいかがですか?