心が疲れた時、誰かに相談したい時、あなたはどうしていますか?
相談できる人がいたり自分で解決する術がある方はいいですが、ご自身の中で心配ごとを抱えてしまったり、眠る直前までその気持ちを引きずってしまう方も少なくはないのではないでしょうか?
かといって、誰かに相談に行く勇気も時間的な余裕もない。
そんな時、自分でケアができたら良いですよね。
そこでここでは自分で自分をケアする「セルフセラピー」についてお伝えしていきます。
1、セルフセラピーとは?
セルフセラピーとは読んで字のごとく、「セルフ=自分」「セラピー=癒す」つまり、自分自身を癒すことを言います。
セラピー自体をもう少し調べてみるとこんな風に書いてあります。
せラピーとは?
現代医学で行う、新しい治療法。特に、手術や投薬を伴わない、心理療法・物理療法。
出典:コトバンク
人というものは、人を気にかけたり労ったり大事に思うことは上手ですし、人のことはよくわかるものです。
逆に自分のことを労ったり、本当の意味で気にかけることをしている方は少ないのではないでしょうか?
自分を労わることなく、日々を過ごしていると、どうしても心が疲れすぎたり体に不調をきたしたりします。
だからこそ日々の「自分メンテナンス」つまり「セルフセラピー」が必要なのです。
2、セルフセラピーは誰でもできる?
自分を癒す、というと何か特別に習いにいかないといけないのでは?と思われるかもしれませんが、そうではありません。
まず先ほどお伝えしたように、普段の生活の中で「自分のことを気にかけたり労わる」ことを始めること。
それこそがセルフセラピーの真髄なのです。
もちろんセルフセラピーの方法はたくさんありますが「自分の心の奥底にある本当の思い」に気づいてあげることが何より重要と言えます。
というのも、わたしたちはとかく人の悩みには耳を傾けますが、どうしても自分の問題のことを軽く見がちで無視しがちです。
例えば、ランチ一つにしても、自分が食べたいものよりも誰かが選ぶものに合わせてみたりします。
そのように無視されたわたしたちの思いは、積み重なって大きくなっていき、わたしたちの心を疲れさせます。
自分が感じていること、思いに気づき、無視せず寄り添う。
そして本当は「わたし」がどうしたかったのか、何を思っているのかをキャッチし受け止めてあげる。
それこそがセルフセラピーなのです。
つまり、例えば幼稚園児と話し、どうしたいかよく聞き、寄り添ってあげる。
そんなイメージがセルフセラピーなのですね。
とするならば、セルフセラピーは専門的な知識などいらず誰にでもできると言えます。
3、セルフセラピーの方法とは?
セルフセラピーはすでにお伝えしたように、自分の本当の思いに気づき受け止めることでできますが、それ以外にもいくつか方法がありますので、ご紹介していきましょう。
(1) 自然に触れること
土に触れる、自然の中に身を置くことはあなたをとても癒します。
仕事や考え事で頭の中がパンパンになっている時などは体の中に磁気が溜まっている状態ですので、そんな時は土いじりをしたり、植物のお世話をすることをオススメします。
子供達が嫌なことがあっても、翌日に持ち越さない状態をキープできているのも、普段砂場や自然の中で遊ぶことで、セルフセラピーをしているから、と納得がいきますね。
(2) 体を動かすこと
体を動かすことはとても大切です。
セルフセラピーの観点でいうと「動かさなきゃ」と思って運動をするのではなく、体の赴くままに動いてあげることが重要と言えます。
例えば、ウォーキングにしても「歩かなきゃ!」ではなく「気持ちいいから歩こう」と思える時に歩く、というのが理想と言えます。
(3) 自分が本当に好きなものに触れたり食べること
自分が本当にすきなことをしたり、好きなものを食べたり、触れること。
これにまさる喜びはないかもしれません。
五感をフルに使って、好きな感覚を味わえるようとことん自分が好きなものに触れてみてください。
(4) 瞑想や呼吸法
静かに座り瞑想する、あるいは腹式呼吸を繰り返すことはあなたを深くリラックスさせます。
呼吸法もこうしなければ!と頑張るのではなく、自分が気持ちいいと思える時間だけ息を吐き、自分が気持ちいいと思える時間だけ息を吸う。
たったそれだけで、自分が普段から呼吸に意識を向けていない、ということに気づくはずです。
いかがでしたか?
他にもお掃除したり、ビジョンを描いたりすることが大きな癒しになることもありますし、思う存分愛犬や愛猫に触れたり、子供達と思い切り遊んだり、逆に何もせずただただゆっくりすごくこともセルフセラピーとなるのです。
つまり「あなたの心地よいこと」「あなたの好きなこと」に向き合い、そういう時間を取ってあげて自分を大切に労わる時間こそが何よりのセルフセラピーなのです。
4、自分が好きなことって何?
あなたが好きなこと、心地よいことをすれば良いと言われても、それがわからないから困っている!という方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は以下の項目をノートに書き出してみてください。自分が何に興味があり、どんな言葉をたくさん書いているのかに気づけると思います。
(1) 好きな食べ物は?
(2) 好きな人のタイプは?
(3) 好きな場所は?
(4) 好きな音は?
(5) 好きな曲は?
(6) 好きな洋服は?
(7) 好きな感覚、感触は?
(8) 持っていて幸せな気持ちになるアイテムは?
いかがでしたか?
書き出したら、それらを好きなのは「なぜか?」と自分に質問をしてみてください。
きっと同じような言葉が並ぶはずです。
例えば「洗練されていて無駄がないから」「綺麗だから」「テンションがあがるから」「落ち着くから」「気持ちいいから」などなど。
どれが正解、ということはありませんから全て正直に書き出すのがポイントです。
それらがあなたが好きなものの「本質」です。
これからは是非、それらの「本質」から外れるものを、誰かがいいと言ったから買ったり揃えたりするのではなく、手にするようにしてみましょう。
5、プロにセラピーをお願いする時
仕事や育児などが忙しく、ゆったりとした時間をとれない、という方は手っ取り早くプロにセラピーをお願いすることをオススメします。
例えばその場合でも、ただ話を聞いてもらう「カウンセリング」以外に、心の状態を絵を書くことで教えてくれる「アートセラピー」や「パステルアート」などもあります。
あるいは、アロママッサージなどもお勧めします。
他にもこのサイトでご紹介しているメタトロンセラピーなどで「メタセラピー」をすることで心の状態を調整してもらうこともオススメです。
詳しくはこちらのメタトロン測定器の内容の記事をご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もともと「セラピー」とは、セラピストが知識と技術を使い、心や身体を癒すための治療技術のことをさします。
アロマセラピーや心理療法、そして医療の分野、そして癒し・スピリチュアルの分野にもたくさんのセラピーが存在しています。
ここでは自分でできる「セフルセラピー」をご紹介しましたが、普段は自分で自分の声を聞きケアしつつ、時にはプロの力を借りるなどし、自分を客観的に見る機会を作ることもオススメします。
ぜひまずはご自身でできる、自分に気づき癒す「セルフセラピー」を実践してみてくださいね。